最近まとめてどっさり本を読んだので、感想をアップ。

1)シムソンズ

シムソンズ

シムソンズ

トリノ五輪で注目を集めたカーリング女子の小野寺選手や林選手らが中学生時代に結成したカーリングチームの話を小説化したもの。北海道常呂町の様子やカーリング常呂町で始まった歴史なども織り込んでさわやかな青春小説になってます。
続編もあったらいいのになあってちょっと思う、一冊。映画にもなってますね。加藤ローサかわいい。・・・・脱線してますな。

2)県庁の星

県庁の星

県庁の星

これもただいま映画公開中です。映画は見ていないけど、映画で美しい柴咲コウが演じてるパート社員が原作では50代くらいの女性になってて、私は原作のほうが好き。短歌を読んで先生にやんわり「気持ちを一枚めくってごらんなさい。」って言われているところなんか、うちの実家の母を思い出しました。私の頭の中ではキャストは渡辺えり子かなあ。爆

3)包帯クラブ

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)

包帯クラブ The Bandage Club (ちくまプリマー新書)

天童新太って「家族狩り」の・・・・ってちょっと気味悪い人だと思ってた。で、王様のブランチに出てて、やっぱりちょっと神経質そうな方ではあったが、案外普通そうな苦労人風の人で、「心に傷を受けた場所に包帯を巻く」っていう映像美にもひかれて読みました。
高校生くらいに向けて書かれただけあって読後感は結構さわやか。主人公たちのその後にも興味津々です。

4)噂

噂 (新潮文庫)

噂 (新潮文庫)

荻原浩さんは私の最近最も好きな作家の一人。「明日の記憶」もすばらしかったし、「神様から一言」も秀逸。で、この噂。ラストまで一気に読める・・・のですが、最後にそれこそ「きもさぶ」です。いつかドラマ化か映画化してほしい一冊。

以上、まとめ読み報告でしたー。